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ドイツ突撃部隊 2009.03.09 (月)
・攻撃部隊細部の区処
歩兵中隊は攻撃前進するにあたり、最前方に数個突撃隊を並列し、つぎに通常2コ戦闘波(戦闘群?)がこれに追随し、ついで材料運搬班と援隊が続くようにしました。
突撃隊は中隊内で各小隊から志願者を募り、不足する場合には指名により人数を集めて臨時的に編成しました。
突撃隊は歩兵数名、掩蔽部と障害物を破壊する工兵、土地防御のための軽機関銃1丁(下士官以下4ないし5名)より成り、総員おおむね8ないし20名で構成されます。突撃隊中ほとんど全員工兵で編成されるもののあったりします。

突撃隊員の装備は以下のとおり。
歩兵:小銃と手榴弾10コ(戦闘波の諸隊は20コ)
工兵:鉄線ハサミなどの器具、騎銃
軽機関銃兵:拳銃

突撃隊の任務は攻撃部隊のための進路を切り開くことにあります。これらの突撃隊は波状に展開してフランス軍第一線散兵壕まで前進。これに突入して占領に努めますが、追随する第一戦闘波が来たら突撃隊はさらにフランス軍第二線散兵壕に向かって突進します。このような動作を繰り返しながら追随する戦闘波の援助を受けつつ自ら最終目標地の占領を実施します。

突撃隊の通常の前進法は展開した波状隊形で開闊地を前進します。しかし頑強な敵の抵抗に遭遇したときは交通壕により前進するようになっていました。
例えば、第15歩兵連隊第7中隊は交通壕内での突撃隊の前進法を以下のように規定していました。

突撃隊長は先頭で一列縦隊を成し、最初に手榴弾兵6名、つぎに工兵3名と見習士官1名、それから手榴弾兵6名の順序で前進し、最後に軽機1挺(下士以下5名)がこれに追随する

突撃隊の前進に協力するため砲兵の射撃はきわめて詳細に規定されていました。突撃隊は最後の砲弾とともに各散兵壕に到着するよう前進。そして砲撃計画によれば突撃隊が各散兵壕内で活動する時間はかろうじて2分に過ぎません。そのため突撃隊は散兵壕内に敵兵が残っていてもあとは後続の戦闘波にこれを譲って、自らは断固として前進を継続します。ただし突撃隊と戦闘波はともに敵の抵抗核心の陥落を早めるために迂回行動を行うことに努めるようにします。

材料運搬班は弾薬、手榴弾、鉄線、杭、拒馬などの必要な材料を運搬します。彼らは第二戦闘波の近くに追随します。
援隊はドイツ軍最前方の工事と奪取したフランス軍第一線散兵壕との間に交通壕をつくる任務を有しており、材料運搬班の近くに追随します。
機関銃はドイツ軍陣地内にとどまるものと攻撃部隊に追随するものとの2種に区分されていました。攻撃部隊に追随するものは突撃隊の直後に前進し、フランス軍第一線散兵壕付近まで行ったらあらかじめ決められた地点に備え付けます。

要するに攻撃部隊の前進区処は極端に迅速な攻撃動作を実施できることを主眼として規定されたものであり、ドイツ軍指揮官の立場から見れば衝突の迅速さをもって成功の第一要素としているようです。特に奇襲によりフランス軍各級指揮官の位置に殺到してこれを隣接部隊と遮断し局地的指揮を不可能にさせること、これら隣接部隊を側面あるいは背後から急襲すること、フランス軍第一線散兵壕がなお抵抗しつつある間にすでに第三線散兵壕を占領することを計画しました。
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