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楠公戦史 2010.05.03 (月)
アレンビーのような将が本邦にいないのか。探してみると、かの楠木正成こそがそれだと思えてきた。正奇両面において卓越し、湊川の戦い前の献策はその戦略眼の確かさを証明している。加えるに、敵方にさえ死を惜しまれるという人格である。
ただ両者の大きな違いは物質上の差であろう。正成はほとんど常に劣勢の兵力であったために、持久消耗戦略を取らざるを得なかった。
(と書きつつも、両者を比べるのはこじ付けであるかもしれぬという一抹の念もある。)

楠木正成の戦いというと、初期の篭城戦と港川合戦しか私は知らなかった。つい最近一年か半年前に買った『古戦史を語る』(たしか『南北戦争』に触発されて買ったもの)に楠公戦史が載っていて、おやっと思った。で、その後アマゾンのレビューにも書いた『名将に学ぶ世界の戦術』を読んで、楠木正成は名将ではないかと思い始めたのである。

しかし戦前での異常な評価の反動から、現在での彼の評価は微妙な位置にある。現在での研究も少ない。戦闘戦史という観点からの現代的アプローチはなきに等しい。ただ戦後に旧軍仕官であった者たちが戦前の研究から述べているくらいだろう。

このような状況から「戦闘戦史」として楠公戦史を調べてみるというのにやりがいを感じてきた。よってこれからは楠公戦史も研究してみんとする心積もりである。


ちなみに『古戦史を語る』で一番面白かったのは「『壬申の乱』解明」。壬申の乱が戦略・作戦上の観点から書かれていて新鮮だった。



なんか妙に硬い文章になってしまったが、気分なので気にしないでおこう。

実は南北朝時代を自分はあまりよく知らない。中学のとき司馬遼太郎の小説にかなりはまってしまい、それと信長の野望(笑)もやってたから、戦国時代の予備知識は最低限あるつもり。南北朝はあのなんともいえないグダグダ感がいやw で、楠木正成?なにそれm9(^Д^)プギャーとか思ってたのだ。

小手調べに買ってみたのが『楠公の戦術及精神上の教訓』。軍人から見た視点という意味ではいいが、書かれた時代があれなので、スーパー精神主義タイムが発動している。事実まで折り曲げんとする勢いの昭和軍人の視点ははっきり言って好きじゃない(ただし『近東に於ける前大戦の考察』のように比較的冷静に分析しているものもある)。

今、南北朝時代のことで一番疑問に思うのは戦技。どうやって戦っていたのか。戦国時代の研究は最近盛んだけれども、南北朝時代の合戦の実相はどうだったんだろうか。

史書としては、
『太平記』
『梅松論』
『楠木合戦注文』
が参考になりそう。ほかにもあるかな。さすが人気のない時代だけあってだけあって『太平記』以外入手困難w 自分のマイナー思考にあきれてくる。やっぱり調べるのノルマンディー上陸作戦に変えようかなw

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