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感想 2009.08.28 (金)
パレスチナ関連調べすぎて飽きてきたので、西部戦線に戻るかも。
あと、アマゾンで検索してヒットしない本はここに一応紹介しとこうかと。

下位春吉『大戦中のイタリヤ』信義堂書店、1927年
同時代的でよもやま話的で情熱的な本である。

著者は情熱の人であり、それが高じてイタリア軍の義勇兵として志願するような変人冒険家である。
ただ、まあ入隊したのが1918年で、本の中で断片的に著者の回顧が混ざっているが、報道官といった方がいいようが感じも受ける。たしかにアルディーティ隊員として戦ったとはあるが、特定の部隊にずっといたわけではなく、あっちやこっちや動き回っていたようだ。イタリア軍最高司令官にも会ったりしているしねえ。

著者の立場は明確である。

「日本には、一部の妙な人間がいる。面の蒼い、息づかいの悪い、居眠りや生あくびをのみする者でないと詩人ではないかのごとく考えている手合いがある。」

「『乃木将軍とバッチスチとは崇高な道徳の権化だ。』と、(デ・ロレンツォ)先生は平常嘆賞して止まれない。旧式だとか古いとか時勢おくれとか、冷やかな言葉で、乃木将軍の人格が、日本の若い人たちの記憶から消し去られようとする今日、熱心な乃木将軍崇拝家がイタリアにある事を特筆しておく。」

万事この調子で、威勢のいい筆は清々しささえ覚える。

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