ミリタリー | 趣味・実用 | 感想 2012.10.07 (日)
こんぱすろーず『帝国の「辺境」にて ―西アフリカの第1次世界大戦 1914~16―』、2012年
(同人誌。読みたいのならTiwtter上にてH.M.S.CompassRose氏に問い合わせてみるが可)


・日本では知名度の低い第1次大戦の、そのまた"知られざる戦場"である西アフリカの戦いを書いた本。主にカメルーンとトーゴランドにおける英仏独の抗争を描く。
・フォン・レットウの活躍で有名な東アフリカの戦いではなく、西アフリカなことからして、もう。
・純粋な戦史(作戦戦闘史)ではなく、当時の植民地の状況や戦争協力、各国の外交、電信と著者の趣くままに書いている。いいぞ、もっとやれー!などと思いながら読み進めた。
・戦闘規模は大きくないものの、やはり機関銃が火砲に負けず劣らず絶大なる効果を発揮している。戦前の散兵線方式では、正面から攻撃は難しいモンね。
・物資輸送員であるポーターもアフリカならでは。

カメルーンにおける英軍兵士

・もっとも注意を引いたのは、第5章中の「アフリカ人エリートたちと戦争」。セネガルにおける現地人の反応は意外。



久しぶりに文章を書いた気がする。



最後に目次を付す。


序章 忘れられた戦線 1
第1章 それほど暗黒でもない大陸 西アフリカの地理と歴史 6
第2章 西アフリカの1914年 18
第3章 トーゴランド:1914年8月 電波をめぐる戦い 42
第4章 カメルーン:第1期 1914年8月~1915年7月 66
第5章 西アフリカの銃後 列強西アフリカ植民地と大戦のインパクト 126
第6章 カメルーン:第2期 1915年8月~1916年2月 167
終章 最後の植民地戦争 186
参考文献 188



10/8追記
銅大氏による紹介もあるので、併せて読まれたし。

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