スポンサー広告 --.--.-- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
移動速度について

ローマ軍の行軍は一日平均20ないし30キロ。強行軍はそれ以上、記録では30時間で74キロというのがある。
(近山訳『ガリア戦記』P32-3)

ローマ軍の一日の標準行程は25キロ。出発は夜明けで6ないし7時間歩く。その後陣営を築く。
(国原訳『ガリア戦記』P405)

手持ちの資料にはほかにないが、塩野女史に、
通常時の行軍 5時間で、25キロ
強行軍 7時間で30キロないし35キロ
最強行軍 日夜問わず可能なかぎりの距離を踏破
(『ローマ人の物語 9』P103)
とある。洋書で書かれてあるか。ないとこまる。

近山訳と国原訳を比べてみると、逆に塩野女史のカエサルに対する情熱に気づいてしまう。いやはや。

参考として、歩兵の軍隊、日本陸軍(太平洋戦争期)ではどうか。

教育総監部編『演習用数量表』(1940年発行)によると、
諸兵連合部隊 昼間4キロ/時間 夜間3-4キロ/時間 一日の行程24ないし40キロ
乗馬騎兵部隊 昼間6-10キロ/時間 夜間4-5キロ/時間 一日の行程40ないし60キロ
※1.小休憩を含む標準値
※2.行程は行軍連日にわたる場合における標準
※3.道路は平坦地における普通のものとする



ガリア戦争記述の方式は、主に作戦レベルから(できるかな?)。一年毎の戦役に区切る。戦役(campaign)の語源どおりに冬の終わりから冬の始まりまで。



9/9追記

塩野女史の記述、「通常行軍で5時間25キロ」は1時間5キロとなり、旧軍と比べて早い。6時間で25キロではないのか。
Secret

TrackBackURL
→http://hikasuke333.blog113.fc2.com/tb.php/217-39ac0bf5

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。