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煮詰める鍋は煮えない、ということで少しの間欧州大戦から離れて、古代ローマのガリア戦争を調べようかと。



「これらのものが着くと、事態はがらりと変わった。味方は負傷して倒れているものまでが楯につかまってまた戦いだし、従軍者は敵のうろたえるのを見て武装したものに素手のままで向かって行き、騎兵も敗走した恥を武勇でそそごうと至る所で軍団兵を凌ぐ戦闘をした。敵も最後の望みをかけて奮戦し、先頭のものが倒れれば次のものは倒れたものの上に立って屍の中で戦い、それらのものも倒れると生き残ったものはさらに死体を積み重ねてその上からローマ軍にテラを投げ、槍をつかんでは投げかえした」
近山金次(訳)『ガリア戦記』P197

「およそ人は自分の望みを勝手に信じてしまう」
近山金次(訳)『ガリア戦記』P129

「おまえら、敵に軍旗を渡したくなきゃ飛び下りろ、俺は国家と指揮官に義務を果たす」
近山金次(訳)『ガリア戦記』P158



2千年経てなお残るだけあって、すばらしい。血湧き肉踊る戦記だと思う。
これほど詳細な作戦記録が残っているとは…ローマ人は恐ろしい。本邦の軍記物語とは大違い。くやしい。

日本にも国解という報告書があったはずなのだけれど(『陸奥話記』は国解も参考文献としている)、散逸している。



参考としたいもの

近山金次訳、ユリウス・カエサル『ガリア戦記』
國原吉之助訳、ユリウス・カエサル『ガリア戦記』
國原吉之助訳、スエトニウス『ローマ皇帝伝 上』
プルタルコス『英雄伝』
泉井久之助訳、コルネーリウス・タキトゥス『ゲルマーニア』
長谷川博隆『カエサル』
エイドリアン・ゴールズワーシー『古代ローマ軍団大百科』
エイドリアン・ゴールズワーシー『図説 古代ローマの戦い』
歴史群像編集部編『歴史群像アーカイブ 西洋戦史ギリシア・ローマ編』
歴史群像編集部編『図説・激闘ローマ戦記』

Nic Fields『Julius Caesar』
Nic Fields『The Roman Army: the Civil Wars 88–31 BC』
Ross Cowan『Roman Battle Tactics 109BC–AD313』
Ross Cowan『Roman Legionary 58 BC–AD 69』
Duncan B Campbell『Greek and Roman Siege Machinery 399 BC–AD 363』
Kate Gilliver『Caesar's Gallic Wars』
Stephen Allen『Celtic Warrior』
Daniel Peterson『Roman Legions Recreated in Colour Photographs』
ほとんどすべてOsprey社刊。フラーのカエサル論はあったほうがいいのだろうか。

ガリア(ケルト、ゴーア)人については、考察できるものがあんまり残ってないのかな。

実際、どれくらいあつめるかは分からぬ。



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