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第1次大戦全般 2010.07.07 (水)
オスマン帝国参戦過程についての論文
よくまとまっていると思う。この分野では、『平和を破滅させた和平』という良著もある。



Gallipoli: The Ottoman CampaignGallipoli: The Ottoman Campaign
(2010/06/19)
Edward J. Erickson

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Erickson氏はcombat effectivenessという言葉が好きだねー。



めずらしいことに『自1914年至1918年 近東に於ける前大戦の考察』がスーパー源氏の検索でヒットする。

樋口正治氏は仏訳の本も読んで書いたんじゃないかなーと思ったり。日仏併記したりしてるし。

著者自身も認めているように、推敲があまい。あとWikiPに書いてしまってそのままにしてるけど、セルマン・パク会戦での「オスマン軍は、イギリス軍が左翼に向かって包囲行動を行っているとの誤報を信じて後退したが、翌日間違いに気付き旧陣地に逆戻りした。英軍はこれをオスマン軍の増援部隊と勘違いし、クート方面に退却した」はエリクソン氏の本に書かれていないのでおそらく誤り。オスマン側兵力数もエリクソン氏とは食い違うところも少なからず。

にもかかわらず、オスマン軍寄りな視点と日本語で書かれているという点、さらに戦況図が多いという点で十分評価され得る。とくにクッテル・アマラ戦については詳しく、第2章イラク地方の運動戦(戦役全体)が約70ページなのに、第3章クッテル・アマラの包囲戦は同じぐらいページを割いてる。第4章結論の戦役全体に関する考察もなかなか。

戦役全体を見ていくなら、おそらくパレスチナ戦役よりもメソポタミア戦役のほうが面白い。ただメソポタミア戦役はスターがいないw
ヌーレディンもハリルもキャーズム・カラベキルも途中でいなくなっちゃうし、英軍だとメソポタミアのアレンビーにあたるモード将軍がチフスにかかって途中で死んじゃうし…



1918年パレスチナ。
オスマン突撃兵
スチームヘルメットをかぶってるのはドイツ兵ではなくオスマン突撃兵。



1921年パレード(らしい)。
parade.jpg
閲兵しているのはイスメット・パシャ。
ギリシャ・トルコ戦争時にもトルコ軍は第1突撃大隊(1. HUCUM TABURU)を編成した。サカリア川会戦にも投入され、多数の死傷者を出した。



Axis History Forumにもオスマン帝国板?があるんだね。知らんかった。



1915年写真(AWM=アメリカ戦争博物館?より)。
inf1.jpg
都市部でのパレード?出陣式?
コンスタンティノープルか?
トルコ帽ではなく、略帽(?)をかぶっている。

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